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2006年12月12日 (火)

vol.1. ブログの主旨

     ブナ林と狩人の会 −マタギサミット−
     MATAGI- SUMMIT  :  Japan Traditional Hunters Conference

【会の目的】
 『ブナ林と狩人の会−マタギサミット−』は、平成2(1990)年3月に第1回目の会が開かれて以来、毎年1回開催されている広域的山村交流会議です。
 本会の発起は、中部東北地方の豪雪山岳地帯に点在する伝統的狩猟集落(マタギ集落)を中心に日本の狩猟文化を研究している田口洋美(幹事:狩猟文化研究所代表。現:東北芸術工科大学教授)の呼びかけに応え、新潟県村上市松山三面(元、岩船郡朝日村三面)、秋田県北秋田郡阿仁町、長野県下水内郡栄村秋山郷の猟友会員、青年会、婦人会などの有志が集ったことにはじまります。
 本会の目的は、狩猟文化(マタギ文化)を基礎に、中山間地域の生活文化の継承と発展を目指し、それぞれの集落が21世紀をどのように生き抜いていくのか、生活者自らが問題解決に向けて模索して行くための場となることです。現在、中山間地域は、自然環境(森林環境・野生動物の生息環境)の変質や生業を中心とした生活経済の変化、過疎化、高齢化、そして離村や廃村といった集落の存続すら危ぶまれる変革の時代を迎えております。これら中山間地域が共有する諸問題に対して、互いが情報を交換し、親睦をはかりつつ、知恵を出し合い工夫をこらし、来るべき未来を自らの手で開いて行くことを目指しています。狩猟においては、21世紀型の自然と人間の関係の再構築、狩猟後継者の人材発掘と育成を目指します。
 とくに本交流会議は、中山間地域住民が育んできた動植物資源に関する捕獲採取、加工利用等の技術知、狩猟、採集、漁撈活動などによって培われてきた地域の地理的、生態的な自然に対する知、さらに農林業といった生活基盤生業を通して生活全般に渡って培われてきた自然と村落社会に対する知、これらの知が三位一体となって醸成されてきた民俗知の上に成り立ってきた事実を後継者や内外の人々に正しく伝え、さらに育てていきたいと考えます。すなわち、中山間地域の日常生活の安定した持続性こそが地域生態系、自然環境の持続性を保証するという生活と環境の相補的関係に基づいた“山と森に生かされる哲学”を手がかりに、むら人(住民)自らが未来を発見していく、そしてその生き方や考え方を一般市民が理解可能なものへと言葉化していくことを目指します。
 尚、本会の運営は、各参加集落の代表者会議によって決定され、幹事がこれを実際の会の内容に反映させるというかたちを取っています。
                                                                                                                 幹事:田口洋美

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